Changed

今日は久しぶりにトラウマに関係する夢を見た。

私は27歳の誕生日を目前に控えていた。

周囲にいる人たちだけ高校時代に戻っていた。

私は何かの受験をしていた。

テストを受けている最中に私はトイレに行きたくなった。

その時何故か私は裸だった。

すぐ近くにはトラウマの張本人、Y先生がいた。

もちろん進んで裸を見せようなんてことはないが、見られたところでどうでもいいし、そもそも彼は今までに私の裸など何回も見てきているのだ。

彼は気まずそうに目を泳がせていたが、私は裸のまま堂々とトイレに向かって歩いて行った。

プールのシャワー室のように、簡単に壊れそうなパーテーションで区切られているトイレ、そこに私は入った。

薄い壁の向こうに彼はいたが、私は構わず用を足した。

堂々とした私の態度に、先生は言った。

「◯◯(私の苗字)、変わったな、あの頃から」

あの頃とは一体いつのことだろう

本当に必要だった父性と好きを勘違いし、先生だいすき!ずっと一緒にいてねと、孤独を埋めようと必死だった高校生の頃だろうか

すべての事が終わった直後、それでも会いに行って感情のないセックスをしたあの頃だろうか

自分の心の傷に気付いて暴走して暴言を吐いていたあの時期か

いつのことを指しているのかはわからなかった。

だが、私は確かに変わった。

『そうだね、変わった…と思う…変わらなければ、ダメだったから』

某有名女性支援活動家に「過去は変えられないわけじゃない、変えることも出来る」と言われた事がある。

言われた当時も今も、それは違うと思う。

私がしてきたこと、されたこと、言った言葉、言われた言葉起こった出来事はどうしたって変えられないのだ。

ただ、今になって思う。

過去のことをどう受け止めるのか、解釈するか

周りがどう思おうと、私がどう思うか

それだけがすべてなんだ。