みんな、またね

多分、明日明後日あたりから閉鎖病棟に入院します。
絶対に閉鎖病棟には入院したくなかった。それだけはやめてと拒んできた。母は開放病棟を探し続けてくれた。でも見つからなかった。

11月に私はすでに4日間入院している。
開放病棟(ストレスケア病棟)

たった4日で入院生活が終わったこと

躁状態が顕著だったこと
(ラミクタールの服薬で今は落ち着いている)

これらのことで、開放病棟がある病院は、私のことを拒否した。特に「夜中に外に出て走り回る」という躁状態が悪い印象を与えていた。
入院するためには、診療情報提供書(紹介状)が必要だった。躁状態のことも勿論書いてあった。躁状態だったことを消してもらって提出すれば、まだ状況はマシだったのかもしれない。実際躁状態は落ち着いている。

「えなさんは開放病棟レベルではない。開放病棟では受け入れられない」=閉鎖病棟
「4日で退院したんですか?4日間で退院したからこんなに状態が悪くなってるんですよね?」=閉鎖病棟
「夜中走り回る(躁状態)なんてうちでは無理です」(薬でもう落ち着いたんだけどな)=他の病院当たってください

とにかく私には 閉鎖病棟 という選択肢しかなかった。
前回の入院先に何故戻らないのか。
それは主治医と合わなかったこと。病棟の雰囲気が嫌だったこと。物理的に休む場所と時間しか提供してもらえなかった。私が求めすぎているのもわかっている。ストレスケア病棟ということで、執拗に看護師が関わることが、患者にとってのストレスになる、だから何もしないということが病棟の方針だったのかもしれない。しかし私が求めていたのは、休む場所と時間は勿論のこと、誰かに話を聞いてもらうこと、優しくされたかった。傷ついた心を癒してほしかった。それをストレスケアに求めたことが悪かった。

そんな理由で元の入院先に戻るつもりはなかったが、どこの病院にも開放病棟のお断りをされた現状、元の病院に戻ることしか選択肢はなくなってしまった。

元の病院に開放病棟の入院をお願いした。

書く順番を間違えてしまったが、ここまで、今も動いてくれているのは全部母親一人である。

元の病院にも「前回4日で退院してしまって、今回こんなに悪い状態になってしまったから、開放病棟に入院させることはできない」と、ついに何もかもを失った。

開放病棟の入院への道は全て閉ざされた。

何度も同じことを言うが、聞いてほしい。

①感覚過敏、繊細すぎる私にはきっと入院治療が向いていない。その上閉鎖病棟となれば、私より状態の悪いがわんさかいる。私はその人たちに影響を受けたくない。その人たちの影響を受けて、発狂する未来しか想像できない。そして発狂する私は隔離拘束などをさせられる、そうとしか考えられない。だから閉鎖には入りたくなかった。

②確かに開放病棟を4日で退院してしまったことは事実。しかし3つの出来事が重なって、開放病棟に入院し4日で退院したことと、今回状態が悪くなってどの病院からも拒まれるような酷い状態になったことはイコールではない。4日で私は見違えるように回復した。元気になったタイミングで今回の出来事、事件が起きてしまった。たとえ数日前まで4日入院していなくても、今回の出来事はいつ起きたとしても私は今の状態の私になっていたと思う。うーん、うまく書けないな。どんなに元気な私でも、今回の出来事が起きていたら今の反応精神状態は起こるはず。この事を誰にも理解してもらえなかった。(母は別) どこの病院にも4日で退院した事が、今回悪化した原因だと言われる。そうではないんだよ!!

結果的に閉鎖病棟に入院するのだろう。98%くらい。

今日は時間的に入院は無理だろう。調べたわけではないが、どこの病院も大体17時に閉めているだろうし、今から入院は無理だ。

でも、閉鎖病棟に入院することしか道がないのなら、いっそのこと早く私のことを保護してくれという気持ち。しかしまあ事はうまくいかない。早く入院させろという気持ちは現実叶わない。病院側にも都合はあるだろうし、前に書いたように時間的な問題もある。

早くて明日かな。
当日はさすがに無理なのだろうけれど、入院しようと思っている病院は、なるべく早く対応してくれるという事だった。開放病棟が無理なのであれば、わざわざ合わない主治医の病院に行く必要もない。違う病院にした。評判が良く、カウンセラーもクリニックの主治医も同意見だった病院。

命と不自由を引き換える。
これは私が決断した事。

閉鎖病棟には入院をした事がないし、そもそもその病院に行ったこともないのて、どんなところかもわからない。スマホは禁止らしい。私が趣味としていた、唯一今できること。文章を投稿することすらできない。そして入院期間は未定。いつ帰ってこれるかもわからない。不安だらけである。怖いという気持ちが一番大きい。

入院しなければ、きっと私は自殺するだろう。
だから入院する事が正解だと思いたい。
正解だと思いたい気持ちと同時に、現実を受け入れたくない自分がいる。どうしてこんなことになってしまったのか。悲しくて仕方がない。入院させられるくらいなら、いっそ死んでしまおうかとも迷った。やっぱり死ぬのは怖かった。度胸なし、チキン、何とでも言ってくれ。

入院したところで、病気自体が治るわけではない。心の傷もなくならない。何のために入院するのか、命を守る、繋ぐためとは言え、実際のところよくわかっていない。

閉鎖病棟の決断の理由。もう一つあった。母がもう限界である。毎日私の介護看護。仕事をしながら1日何十件も電話をしてくれた。私は泣いたり怒ったり情緒不安定。それも全部受け入れてもらっていた。母は私以上に疲れている。これ以上母に負担をかけたくない。私は母に『迷惑かけてごめんなさい』と毎日謝っているが母は「迷惑なんかじゃない。これだけしかできなくてごめんね」と謝られる。ごめんお母さん、本当にごめんなさい。謝らないで。私がお母さんを苦しめている状況、迷惑をかけていることももう辛いんだ。お母さんを解放してあげたい。そんな想いもあった。

『こんな娘でごめんなさい』心の底からそう思っているけれど、この言葉がお母さんを傷つけてしまうことを理解している。だから言わないでここに残しておく。

明日入院したら、きっと年内には帰ってこれないだろう。クリスマスも年越しも実家で過ごす事ができない。とっても悲しい。

『日常に戻りたい』

ただ、それだけだった。

さようなら、2019年。
明日からは外の世界は見えないし、SNSも使えない、不味い病院食、面会制限ももしかしたらされるかもしれない、酒も薬も飲めない。

不自由な生活が始まるが、入院するのだから、せっかくなら元気になりたい。せめて一人暮らしが再開できるようになりたい。

ここまで頑張ってくれたお母さん
ありがとう、私は頑張ります。

この記事を今年の最後にします。
きっと戻れないから。

みんな、またね。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 自傷・リストカットへ
にほんブログ村
にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村