人生において重大なのは生きることであって、生きた結果ではない。

入院中に母がクリーニングに出してくれた毛布。クリーニング済みと書いてあるタグを外す手間も惜しく(やる気がない)そのままの毛布にくるまっている。実家から帰ってきた。

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2020年1月14日(火)

1ヶ月半に及ぶ閉鎖病棟生活に終止符。退院。

本来の退院予定は明日の17日に退院だったが、トラブル続きの入院生活。これ以上"ここ"にいたくない。いても意味がないと思い、3日早めて退院。

家族は温かく迎え入れてくれた。数少ない友達たちからも「おめでとう」のメッセージを頂きました。

はっきり言って、1ヶ月半の入院生活、良かったとは言えません。あっけなく退院してしまいましたが、私は今日も不調。昨日も不調、きっと明日も不調。何も変わってない現実。減っていく貯金。

何が苦しいかって「退院した人間のあるべき姿を求められること」
被害妄想がだいぶ入っているのは承知。「退院したから元気なんでしょ?」と思われるのが怖い。私は元気ではないぞ。

笑わなきゃ、うまく笑えてるかな?目が泳いでないかな?手は震えてないよね?一つ一つ確認して平静を装う。

地元のローカル電車に乗ったり、1つ駅の離れたほんの少しだけ栄えてる駅ビル。新宿には比べ物にならないほど穏やかな電車、街ですら、息が苦しくなる。目眩まではいかないが、意識がふわふわする。私が本当に存在しているのかわからなくなる。人の目線が怖い。

毎日毎日毎日毎日まいにちまいにちまいにち、生産性のない生活を続けている。食っては吐いて、薬を飲んでは寝て。仕事はできない。趣味もない。テレビは面白くない。SNSも見飽きた。何が楽しくて生きているのか、何のために生きているのか、解答のない問を永遠に考えている。答えが出ないということをわかりきって考え続ける。



定期的にプラスがあっても、プラス以上にマイナスを重ね続けている。ゆっくりと落ち続けている。ハッキリと思い出せるのは2017年4月頃から。大学に行けなくなり休学。後期に入り復活するも、1週間で挫折→中退。中退のタイミングで、セフレだった高校の元担任と最悪の形で別れることになる。ガールズバーで働き、酒を浴びる毎日。やがて店長になり店を背負った。翌年7月、ガールズバーを辞め、8月からパチンコ屋。11月末いじめにより退職。2018年の11月を最後に私は履歴書に書けるような仕事はできていない。2019年、今思えば年始から体調が悪かった。4月に自殺未遂。11月にも自殺未遂。そして精神科閉鎖病棟入院。


もう二度と閉鎖病棟にぶち込まれたくはないので(言い方😇)「死にたい」なんて二度と言わないと決めた。本当は人生を諦めている。「これから先、元気になって仕事バリバリ、結婚出産楽しみっ💓」なんて思うわけないだろ無理だよ🤞🏻一人で生きていけるのなら、知らない土地に引っ越し、30半ばくらいでひっそりと死にたい。



はい〜ここで話変えます。
心理検査の結果、私に病名は何もつきませんでした!!!わあビックリ!!!

「色々なパーソナリティと気分障害の要素を持ち合わせているミックスです。うつ病!ボーダー!という診断名はありません」とのことでした。
病名は付かなかったが、病気じゃないと言われたわけではない。しかし!!病名がない私には、なんだか「お前の気の持ちようだよ」「性格が歪んでるんだよ」と現実を突きつけられた気分でいる。毎日がこんなにも苦しくて、生きづらいのに、私には病名がつかなかった。なぜ???何の病気でもないならば、この苦しさはどこから生まれてくるの?

病名がつかなかった事件が私をクソほど絶望させた。病名が欲しいネット診断しまくるエセメンヘラのつもりではないが、結局私はそんなもんだな〜エセメンヘラと変わらないな〜大差ないな〜!でもなりたくてこうなったわけじゃなかったんだよわかってくれ。

障害者手帳障害年金、当たり前に「うつ病」として申請するつもりだった。うつ病として申請するだろう。うつ病の要素は持ち合わせているけど、うつ病じゃないと今更言われ、もはや笑えてくる。


これからどうやって生きていこう、か。仕事はできない。なんなら簡単な家事すらできない。入院前とさほど変わらない。入院というものに期待を持ちすぎたのかもしれない。"入院したら何かが変わる" どうにか打開できると思っていた。治療というよりは、1ヶ月半もの間ただただ休養という名の食っちゃ寝を繰り返していただけ。そりゃ何も変わらないわな。

来月には23歳の誕生日を迎える。思い描いていた23歳とはかけ離れている。高校生の頃は18歳までに死にたいと言っていた。18歳になってからは、20歳までに死ぬと。それからは"○○歳までに"と決めるのはやめた。どうせ自分で死ぬことなんてないのだから。生きる気力もなければ、死ぬほどの元気も勇気もない。23歳、重い。重いよ、現実が。


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