退院して約1か月。
この1か月間どうやって生き延びたか、全くもってわからない。退院した日からワープしたような感じ。もっと言えば、10月くらいからワープしてきたような。
日が暮れた頃に少しだけ頭が冴えるような気がする。そして思う...また夕方だ。また一日を無駄に過ごしてしまった。ため息ばかり。
記憶がガバガバであることに対して、入院先の担当医は「解離ではなく薬のせいだろうね~」と言っていた。そうか!!私がおかしいのではなく薬のせいなのか!よかった!と思っていたのだが、調子が良い時の記憶はあって、調子の悪い時の記憶がすっからかんの現状...きっとこれは薬のせいにできる話ではないぞと思い始めたここ数日。
本題に入ります。
私の病気とは何だという話。
中学3年生、受験前に精神科初受診。そこから通院を始め、自立支援申請のために書いてもらった初めての診断書。病名は「気分変調症」病名はうつ病だろうと予想していたので、気分変調症の診断には驚き。
~気分変調症とうつ病の違い~
①比較的症状が軽い
比較的症状が軽く、うつ病の診断基準にある症状が揃わない場合、気分変調症と診断される場合があります。
当時「気分変調症」と診断を受け、調べてみると「比較的症状が軽い」とのこと。こんんなにも毎日がしんどいのに、うつ病より症状が軽いと書いてあったことに苛立った。私の苦しみが「お前のしんどさなんて、まだまだだよ」とでも言われた気がした。
2年後、自立支援の更新で診断書を再度作成してもらった。
ちなみに診断書はもちろん封されているが、私は毎回封を破って記念に写メを撮っていた!(^^)!
2回目の診断書は病名「抑うつ性行為障害」
検索しても何もヒットしない...
病名というよりかは、症状名に近い感覚でつけられたのであろう。
香水の瓶で手の甲をひたすら殴り続けたり、毎日ルーティンになっていたリストカット。それらの自傷行為+性的逸脱+日常茶飯事の母親との喧嘩、癇癪が行為障害として括られた。
「反社会的、攻撃的、また反抗的な行動パターンを特徴とする」
もし本当に私がこの病気であるなら死ぬほど恥ずかしいと思った。反社会性パーソナリティ障害前段階とも言われてるらしい。反社会性パーソナリティ障害って、悪の教典、伊藤英明が演じたサイコパスの病気ですよ。極端な話だが、私がそういうサイコパスの前段階として病名をつけられたことに酷くショックを受けた。見なきゃよかったと後悔した。
次の更新の診断書も「抑うつ性行為障害」だった。
時は流れて2019年。記憶があやふやな去年の11月頃の話。
かかりつけのクリニックから診療情報提供書(紹介状)をもらって、入院施設がある病院で診察を受けた。その診療情報提供書には「双極性障害」と書かれていた。
????????
いやいやいや
私は絶対双極性障害ではないと自信があった。なぜなら躁状態がないからである。
この記憶があやふやな時期に、診療情報提供書を持っていくつかの病院へ行ったため、そのたびに新しい紹介状が書かれた。
どの時期に何と診断されたかはもはや今になってはわからないが、うつ病と双極性障害、気分変調症の3つの名前を転々としたと思う。
閉鎖病棟の入院中に心理検査を受け、担当医の診察で「色々なパーソナリティと気分障害の要素を持ち合わせているミックス」と言われたことは、いつかの記事にも書いた。
結局私は自分がどんな病気なのか、何が私の心を蝕んでいるのか、わからないままだった。
せめて病名が欲しいと思うのは私だけではないんじゃないかな。あなたの苦しみは病気からきているのであって、100%あなたが悪いわけではない。と言われたい気分。病気で苦しい生活。だけどその病気が何かわからない。ドラマの話ではないが、私は何事にも物事にシロクロつけたいのである。白か黒か、0か100か。(ちなみにおじさん好きの私が唯一若い俳優にドはまりしたのが横浜流星)(写真集も買った)
話が長くなりすぎたので次に続きます→