**2020.06.05**
アキレス腱には靴擦れの跡が多数。
私が歩いた痕跡。
しまむらの900円で買ったパンプスで歩いた今日。
ここ数日は刹那的な生き方が加速している。
アセトアミノフェンだけは「もうやめて」と悲鳴を上げる消化器官たち。一瞬の快楽、特に安心感を求めて毎日まいにちずっとずっとパブロンを飲み続けた。
もうやめたい。
やめたいと思った時にはもう遅い。
飲む度にゲロを吐き、体は怠い。
数日飲み続ければただれた胃が激しく痛む。
何日連続でパブロンを飲んでいるのだろう。
1週間は確実に飲んでいる。
昨日は摂食リア友と家でパーティーしていた。
酒を飲んで、パブロンを飲んで、瀉血して終わり。
なんて生産性のないこと。
昨日の夕方から夜にかけてパブロンOD
もうしばらく飲まない。少なくとも来週の月曜日まで我慢すると宣言したが、今日昼前に起きた時にはパブロンの瓶が空になっていた。吐き気に気づく。なんで私また飲んだの???
ほんとは気付いてたんだよ
自分がもうとっくに依存症の域に達しているって。
「やめたいやめたいやめたい」
そう思う気持ちと同じくらいの反動が押しかかってくる。
「飲めば楽になれる」
「苦しさを忘れられる」
私の父はアル中
父のことなんてさっぱり理解できなかった、今までは。
毎日同じこと繰り返して馬鹿じゃないの?
毎回迷惑かけて何がしたいの?
なんでやめられないの?
それは甘えなんじゃないの?
お酒がやめられないのは、私たちを愛していないということなの?
私たちのためにお酒をやめられないの?
パパへ
パパの辛さが全てわかったわけじゃないけど、やめようという思いと、手を出す欲求との戦い。私はわかってしまいました。わからないまま人生を送れたらよかったのだけど、遂に私もわかってしまいました。
アセトアミノフェンの過剰摂取を連日続け、消化器官が人生で1番の悲鳴を上げていた。タベモノを摂取する度に吐いた。そういえば1週間以上排便できていない。あ、そういえば排尿すらできていない。
内科へ行って「慢性胃炎」と診断を受けた。
もちろん金パブODの話はしていない。
問診と触診で腸が動いていないことがわかった。
酸化マグネシウムを2t ×3回
それと消化管機能改善薬と胃酸の分泌を抑える薬が処方された。
酸化マグネシウムを1日に6tを今の時点で3日目。
便意の「ベ」の字もない。
あー私の消化管終わったな。
利尿剤を飲んで排尿。
最近あまり食べていないのに体重が減らないのは、多分便秘と水分が溜まっているからだと思う。
心よりも体のほうが限界。
もう無理だよ痛いよやめてよと体はSOS
今日は本当に酷かった。
今日はいつものpと買い物。
金とモノのために真っ青な顔でpに会いに行った。
高い昼飯を食っては吐いて
適当に合計5万円分くらいの服と靴を買わせ
デザートの2800円のパフェも吐いた。
今朝の私はpとの買い物の後になんと更に仕事を入れていたらしい。pの後の客は長く続いている人だし、私から誘っておいて断るなんてことできなかった。この客は都度払いは安いが、この人の何が良いかというと「待ち合わせて30分後には解散している」こと。
pと17時に解散、この時には胃痛が凄まじかった。
両手に紙袋を抱えて新宿を彷徨った。
3時間激しい胃痛と戦った。
紙袋はコインロッカーに入れた。
客と合流。
「家賃滞納してるの」といつもより多くもらった。
事が終わって虚しくただ1人で歩いていた。
帰ろう
私の帰る家は、あのパブロンの瓶で溢れかえった一人暮らしの部屋。あそこだけ。実家に帰りたい、しんどい。
誰もが想像できると思うのだが、ここでホストのキャッチに話しかけられた。
「行かないよ〜」なんて言いながらホイホイついて行った。
靴ズレが痛くて痛くて、気がついたら出血していた。コインロッカーから紙袋を取り出し、フラフラの足で帰ってきた。
900円のパンプスで8万円を稼いだ日。
ただいま、パブロンの城