このままでは私は死ぬのか、と危機を感じていた。衝動的に自殺を図ると思っていた。このままでは私は自分の意思に反して死んでしまうから、入院して守られたいなんて思っていたけど、そんな心配もなくなっていた。前回の記事に書いた事件の翌々日？16日には意外と元気だった。
16日 日中のことは覚えていない。ただ、酷く落ち込んでいたわけではなかったと思う。確か実家から家に帰って、お酒を飲みだしてから不安定になった気がする。やっぱり私はダメだ。一生病気だ、またこの不安だ、いなくなりたい。気を抜けば息ができなくなる。酷い動悸に目眩。助けて、助けて。飲んだ頓服が効いて少し安定してからパブロンを20錠飲んだ。最近はODのしすぎで食道と胃が荒れているようで、既に吐き気がしていたところにパブロンを流し込んだのがいけなかった。10分も経たないうちに嘔吐した。思っていたより溶けていた黄色いパブロン。20錠ではどうせ効かなかっただろう。吐いて正解だったかな。
17日 今日はキャバだった。しかも同伴出勤。実家の近くのクリーニング屋に出していたドレスを取りに行ったついでに、実家に寄り、準備をして駅へと向かった。駅に近づくにつれて浅く早くなる呼吸。もう頑張りたくない。何もしたくない。何のために働きにいくんだろう。同伴の客はどうせ人の少ないところでキスをせがんでくるだろう。あんな気持ちの悪い客とご飯を食べる意味とは？お金のためとは言え、何故働くのか。生活のため？生きるため？生きていく目標も希望もなければ働く必要性とは？もう生きることを諦めてしまえばいいのでは？そんなことを考えながら歩いていた。猛スピードで走ってきた車にあと一歩で轢かれるところだった。ああ、今死ねたのに。なんで死ねなかったんだ。駅についてベンチで電車を待ちながら泣いた。もう帰ろうか、今日は休もうか。同伴の約束を断って休んだらもう出勤できなくなるだろう。そう考えたら休むわけにはいかなかった。デパス1mgアルプラゾラム0.4mgを飲み込んだ。早く早く効いてくれ…
結局同伴出勤をして、3.5hの勤務を終えて帰宅した。
幸い、今はそんなに辛い気持ちではない。疲れたからそろそろ眠ろうと思う。眠剤も効いてきた気がする。泣いてまで出勤したこと、帰宅してから過食嘔吐もODもしなかったことの2つは自分を褒めてあげよう。
大丈夫、私は頑張ったし、私は可愛いし。汚くない。同伴の気持ちの悪い客にキスをされて嫌な思いをしたけど私はきっと綺麗。私は不幸じゃないし可哀想じゃない。
p.s.
黒島ちゃんにクソほど感情移入しました。続きはまた明日書きます。
