■ - あの日々に鍵をかけて

10/25に眼瞼下垂の手術をした。

美容目的でやると約40万円。

私は軽度の眼瞼下垂と診断されたので、保険適応で約5万円で手術できた。

術前の不安は麻酔だった。

2年前に埋没をした時は、目に注射を打つときに笑気麻酔をオプションで付けていた。なので意識がないうちに麻酔が終わっていた。

今回は意識がある正気のまま、目に針をぶっさすことになった。瞼の裏側に針を刺されるのかと思っていたので、そうなると目を開けたまま瞼をひっくり返され、針を刺されるのかと想像していた。

実際は目を閉じたまま瞼に注射を刺した。恐怖は半分くらいでおさまったけど、痛みは半端なかった。抜糸が1番痛いと聞いていたが、麻酔の方が痛かった。人それぞれみたいだ。

手術中、右目だけ麻酔の効きが悪く「右目キシロ…(キシロカインという麻酔薬)」と麻酔の追加をお願いした。2回追加した。

手術は約2時間で終わった。ずっと何かを考えていたが、あまり覚えてない。ただ皮膚が焦げ付く臭いがしたのは記憶にある。

目の腫れは2日目がピークで、段々と落ち着いてきた。1週間で抜糸をした。抜糸をした夜に少し出血したが、今は完全に傷が閉じている。やったね。

術後は、とにかくDTを短くするために、せめて基本的な生活だけでも良くしようと努力をした。3食きちんと摂った。初めてきちんと自炊した。そしてよく寝た。

腫れを軽減し、DTの期間を短くするという、アメリカでは認証されている謎のハーブ、美容のクリニックで約5千円で販売されているものを買おうと思ったが、看護師の友達に相談したら「ロキソニンを飲んだ方が効果はある」と助言を頂いた。ロキソニンを飲み続けた。ロキソニンは鎮痛作用だけではなく、抗炎症作用もあった。持つべきものは医療知識のあるメンヘラ看護師。ありがとう。とても感謝している。

慣れない自炊で3食生活。きちんと食事を摂ることがない私にとっては、とても難しかった。なるべくご飯を食べるようにと頑張ったが、結局2.3日で3食生活は終わった。せめて夕飯だけでもと思って、ビタミンをよく摂るようにサラダ中心で自炊を続けた。

私の栄養不足、栄養の偏りは思ったより深刻で、1日レタス半玉とキュウリなどを食べていたが、両方の口角が口角炎になったりした。長く続いた栄養不足はそう簡単によくならなかった。ビタミン剤は毎日飲んでいる。

体重に関しては、やはり増えるのは怖かった。実際少し増えた。けれど必要なものを摂っている。間違ってはない。あとは軽く運動することが大事だと思った。

アルコールの摂取は3日間禁じられていた。余計浮腫む。禁酒生活は1週間頑張った。

最近は、手帳の申請関係で市役所に行ったり、メンクリ、新たな精神科、カウンセリングなどで忙しかったが、日中の予定を済ませて、夜は何もすることがなかった。暇疲れするのが嫌で、実家には毎日のように帰っていた。父親にだけは整形のことを言いたくない&顔を見せたくなくて、会わないようにしたり、顔を髪の毛で隠して目を合わせることを避けていた。

1週間の禁酒をして、ある日遅番終わりの母が帰ってきた時、母がビールを美味しそうに飲んでいる姿を見て、私も酒が飲みたくなった。もういいだろうと2本飲んだ。見る見る腫れていく目。そして痒み。まだお酒はダメだったみたいだ。だけど母とのお酒を飲む時間は楽しかった。

ちなみにパブロンは、手術をした日の夜に突発的に飲んでしまった。それから金パブならぬ禁パブしていた。しかし、今日実家から自宅に帰ってきて、迷いもなくパブロンを25錠飲んだ。なぜかわからない。水分を摂取するように、当たり前のようにパブロンを飲んでしまった。

今はパブロンが効いた少しハイな状態でこの記事を書いている。やはり私はパブロンが好きだ。飲みたい欲求は毎日あるが、パブロンに依存しているということを認めたくない。このまま突き進めば、薬物依存症になるのかもしれない。それは嫌だ。けれど私の場合は25錠と少量だし、1週間半も我慢できたから依存症ではない。そう思っているし、そう思いたい。

DT中だから当たり前に大きな出来事はない。書くことももうない。ただ、文章を書きたい気分だから続ける。

ホワイトボードを買った。冷蔵庫に貼り付けてある。今は「○○病院TEL 10,500円みずほ銀行」とやることが書いてある。次の日に何をすればいいのかが示すものがあることはとても便利になった。忘れがちな私にはこの対策をもっと早くにするべきだったと思う。

自宅でも実家でもウォーキングデッドをひたすら見ている。1シーズン15.16話くらいあるが、2日に1シーズン見ているペース。ニートって素晴らしい。ただ収入源が何もない。今月の支払いは5.5万。手持ちは5.8万。詰んだ。実質手持ちは3千円。15日の給料日まで3千円で過ごせるわけがない。今まで貯金に手をつけたことがなかったが、今回とうとう手をつけることになりそうだ。

25歳までに500万貯める夢は絶たれた。